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WEB、IT関係のTipsを紹介しています。

【WordPress】WEBページ収益化の味方「Stripe Payments」

会員サイトの作成では収益化のための仕組み作りが求められます。収益化のためには、「商品」を設定し、「決済」を可能にする必要があります。これらを可能とするプラグインの一つである「Stripe Payments」に着目してみたいと思います。

Stripeとは?

オンライン決済サービスの一つであり、VisaやMasterCardなど全6社に対応しています。導入が比較的容易で、手数料は他社と比較して大幅に低いわけではありませんが初期費用が掛からないメリットがあります。 〇【STRIPE】オンライン決済サービス

Stripe Paymentsの特徴

Wordpressで作成したWEBページに決済機能を追加したい場合、決済機能を追加するプラグインが必要ですが、Stripe Paymentsがお勧めです。

Stripe PaymentsはWordpress側で商品の作成、Simple Membershipの会員レベル変更との連携、自動送信メールのアレンジなどが可能です。したがって、有料会員サイトなどを運営する場合は、Simple Membershipとともに導入することをおすすめします。
【WordPress】会員サイト作成の味方「Simple Membership」

Stripe Paymentsで商品の作成、決済画面の導入が可能ですが、売り上げの管理はどのようにするのでしょうか。購入履歴についてはWordpress側での確認が可能ですが、実際の入金処理が管理されるのは「STRIPE」側です。したがって、まずSTRIPEに登録をする必要があります。

Stripe Paymentsをの導入フロー

①STRIPEに登録  〇【STRIPE】オンライン決済サービス

②Stripe Payments のインストール

③初期設定:STRIPEとの接続
STRIPE側で発行される公開可能キーとシークレットキーを入力することで、STRIPEと連携することができます。またこれらのキーは本番環境用とテスト環境用のものがありますので、間違えないようにご注意ください

④商品の設定
Stripe Payments で決済する対象の商品を設定します。商品の価格や内容の説明などを設定できます。

昨今は、情報商材やブログ購読など、データでの納品を伴う商品が多く扱われているため、当該商品の購入に合わせて、当該商品の取得URLの共有や購読設定がトリガーされる必要があります。当サイトでも紹介している有料会員サイトの仕組みに関しては、商品購入に伴い、会員レベルの変更が自動で実行されるように商品設定の項目を調整します。

なお、当該会員レベル設定で閲覧権限を調整する場合は、各ページの権限設定をあらかじめ確認しておく必要があります。

⑤各種ページを調整する
Stripe Paymentsを導入すると、商品一覧ページや支払い完了ページなどが生成されます。支払い完了ページについてはいろいろなアレンジが求められること、また当該プラグイン導入前に準備が進んでいた場合、別途ページを作成している場合がありますので、設定画面にて転送設定をします。

⑥その他細部設定見直し
本記事ではポイントのみ紹介しておりますので、その他にもたくさんの設定項目がございます。例えば、カード決済時の入力を簡略化する項目などがあります。