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【ZOOM】高画質化を目指す

ZOOMといえば今や社会生活をする中で必須となるWEB通話アプリケーションです。本記事ではZOOMを用いた高画質ビデオ通話に関するポイントを紹介します。

 

ZOOMは、PCに接続されているカメラを映像デバイスとして認識し、ビデオ通話を可能にします。多くのPC(ノートタイプ)には内蔵カメラが備え付けられており、比較的容易にビデオ通話環境が整います。しかしながら、ビデオ通話自体は可能になったとしても、その後さまざまな壁にぶつかることがあります。

 

下記の状況に悩まされたことはありますでしょうか。
・内蔵カメラの画質が悪い
・高スペックPCに買い替えたのにビデオ通話での画質が悪い
・高価なWEBカメラを購入したのにあまり画質が良くならない
これらの問題点について、改善策を紹介します。

 

<内蔵カメラの画質が悪い>
これは、各PCのスペックにもよりますが、内蔵カメラに画質を求める場合、ある段階で頭打ちになります。「内蔵」するので物理的にも限界が訪れるからです。
ただし、PCに負担をかけざるを得ない状況で使用する場合は、カメラ画質のポテンシャルを生かし切れていない場合もありますので、先ずはPCのスペックを見直すべきです。

<高スペックPCに買い替えたのにビデオ通話での画質が悪い>
PCのスペックが高いとしても前述したとおり、カメラのポテンシャルが低ければ意味がありません。PCのスペックが高くカメラ画質が低ければ、外付けのWEBカメラ購入を検討しましょう。
関連:〇WEBカメラのススメ

 

<高価なWEBカメラを購入したのにあまり画質が良くならない>
実はZOOMビデオ通話上で実現できる画質には限界があります。解像度は大体640×360となっていると思います。つまり、PCスペックを高くし、高画質WEBカメラを使用しても、あまり意味がないのです...。

では、高画質化を目指すことは無理なのでしょうか。

実は「画面共有」という機能では、高い解像度の映像を流すことができます。
画面共有を使用してカメラ映像を流す方法は別の記事で紹介します。
関連:〇画面共有を用いたテクニック

 

上記の記事でも紹介していますが、カメラ映像は(比較的)低解像度・ (比較的) 高フレームレートとなっており、画面共有は (比較的)高解像度・ (比較的) 低フレームレート となっています。カメラには滑らかな映像を、画面共有には精確な高画質画像を。適材適所ということです。

セミナーなどをZOOMを介して実施されるかたは、上記の特性をよく理解し、運営に役立てることで高い満足度のセミナーを開催できるのではないでしょうか。